今年も大人の大運動会ハセツネに行ってきたけど、第一関門の浅間峠で初のリタイア。
ハセツネ(日本山岳耐久レース)
本大会は、奥多摩主要峰全山全長71.5kmを、制限時間24時間で走破するトレイルランニングレースであり、レースを通じ、故長谷川恒男のスピリッツである自己の限界に挑戦する遺志を受け継ぎ、安全に、かつ、自然との共存に配慮し、また、他の競技者、役員並びに他のスポーツに対する尊敬と憧憬の念をもって、自然というフィールドで楽しむことを目的とする。
今まで毎年記録を縮めてきて、今年は12時間切りを狙ってたけど、スタートして5キロで尋常じゃない汗のかき方で、水の消費が早く体も重かった。
10キロ地点まで登りがいつになく辛く、すでに諦めモード。夢の中にいるみたいに意識もはっきりしない感覚になってしまい、水を節約する事も考えず大量に消費してしまった。
主催者側からは、月夜見第2駐車場のみ水又はスポーツドリンクの補給を行います。
競技者の必要装備品としては、水2リットル以上(バックパック収納型のハイドレーションシステム)、防寒具兼用の雨具、行動食、ライトを推奨いたします。その他本人が必要とする装備品は制限いたしません。
進むにつれ次第に意識もはっきりしてきて、登りも進めるようになってきたけど、前回のペースよりすでにかなり遅れていて、モチベーションも落ちてる。
水の減りもかなりはやく、どう考えても月夜見まで持たないので、第一関門に着く前に第一関門でのリタイアを決意。
浅間峠トップ
https://youtu.be/M6UncRZyo8g
そんな中裸足のランナーに遭遇。「まさか」とはおもったけど、こんな変人さんがいるとは、、。
「まぁどう考えても完走は無理でしょ」って冷ややかな目で見てたけど、後から目にした情報だとこの方完走されたらしい。
ハセツネ裸足で完走しました。応援してくださった皆さん、レース中に声をかけて下さった全ての皆さんのおかげです。本当にありがとうございましたm(_ _)m
— man@1/27奥むさし駅伝 (@man10000) October 9, 2016
自分の常識では考えられない事をやってしまう突き抜けてる人ってやっぱり凄い。ちょっとマネ出来ない領域ですな。(てか、やりたくないけど)
リタイアになった原因はレース前に山に入らなかった事と事前のトレーニングがちょっと足りなかった事かな。
ただ、実際に走っていてあまり気にはなっていなかったけど、蒸し暑かったから?今年は浅間峠でのリタイアの人数はいつもの倍以上だったらしく、トップランナーの棄権も結構あったみたいなので、コンディションもやっぱり悪かったのかな。
なんとも悶々とし形で終わってしまった今年のハセツネ。来年はハセツネ30kに出て優先権を得るか、ぶっつけでエントリー合戦に挑むか、来年は見送るかゆっくり考えよ。