近所でマリノスプライマリーや強豪クラブチームが集まるU-12の大会があったので見に行ってきた。
目次
マリノスプライマリーとクラブチームの特長
マリノスプライマリーの特長
・足下のテクニックが優れている
・コートを広く使う
・キーパーもフィールドプレーヤー並の足下の技術
クラブチームの特長
・フィジカルが強い
・縦への展開が速い
・よく走る
マリノスプライマリーのゲームプランはキーパーも含めた最終ラインのボール回しからはじまり、ボールを回しながら、スペースを作り崩していく。ペナルティー内でのワンツーも多く、足下の技術が目立つ。ボランチにはボールを収められる子がいて、緩急つけてボールを散らしながら徐々に仕掛けていく。
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ただ、この日のプライマリーはU-9~12までの混合チームでの参戦とあって苦戦していたけど、試合展開は他のチームでは観れないくらい洗練されている(観ていてオモシロイ)
マリノスプライマリーはとにかくコートを広く使う
11人制だったこともあるけど、両サイドには常に2~3人の選手がタッチラインまで開いてコートを広く使ってポジションを入れ替えながらスペースを作っている。
U-9の子も一生懸命走って頑張っていたけど、さすが体格差があり厳しい状況だった。ただ3年生でもボールのもらい方やパスコースの作り方が素晴らしくパスが回って来たら6年生相手でも簡単にはボールを失わない。
強豪クラブチームはフィジカル重視
一方のクラブチームの方は常にプレッシャーを掛けながら、ボールを奪いに行く。ボールを奪ってから縦への攻撃が速い。テクニックよりフィジカル重視の印象が強かった。たまに高い位置で相手の裏を狙う連携したプレーが観れるものの、基本的にはパワーを生かすスタイル。
このスタイルの違いは結果を残したいチームと育成を考えてるチームの方針違いがそのまま出ているんだと思う。将来を見据えた場合はどちらが良いかは明白。
過去にもマリノスプライマリーVS強豪クラブの試合を見たことがあるけど、異なるスタイルチーム同士の試合は見ていてオモシロイ。
特にマリノスの選手はスペースの使い方が上手で、ボールを受ける時の体の向きや視野、ボールタッチなどすべてにおいてお手本になる最高のチーム。なんとなくだけどプライマリーの選考基準が垣間見えた気がする。