全国大会につながる少年サッカーで1番大きな大会の予選「こくみん共済U-12サッカーリーグ」。
こくみん共済U12サッカーリーグという名称じゃ大会の重要性が伝わらない。ママたちも何の大会かわからなくね?
こくみん共済U12サッカーリーグ
2013年から始まったこくみん共済U12サッカーリーグは
という趣旨で始まった。
神奈川県の場合は地域ブロックごとに約10チームのリーグ戦を前期・後期に分けて行い、上位チームが県大会(ここから「全日本少年サッカー大会神奈川県予選」という名称になる)に進出。
その大会で優勝すると神奈川県の代表として全国大会に出場できる。
「こくみん共済U-12サッカーリーグ」は全国大会に出るための重要な大会なんですよ。
緊張感もない
今年も5月から始まったこくみん共済U-12サッカーリーグ。こども達は全国大会に繋がる大会とわかっているのか、いないのか?
全国大会への予選ならそれを冠にしないとわかりません。
・リーグ戦だから負けても次があるし。
・勝ち進んだら次何かあるの?
・とりあえず県大会目指そうぜ。
そんな雰囲気を感じます。
その上が見えてないというか、、。
仮に全国大会に行ける大切な大会とわかっていても、一部のチームを除いては県大会に出場することがとりあえずの目標。
毎年ベスト8くらいに残るチームはJ下部かそれに匹敵する大きな組織のチームでないと現実的には難しい。
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「勝負の世界なんだから仕方がない」と言われてしまえばその通りなんだけど、出来るだけ沢山の子ども達に可能性のある目標を作ってあげる事も大切。
だから先ずは「こくみん共済U-12サッカーリーグ」なんて大人の都合の大会名は辞めて、最初から「全日本少年サッカー大会神奈川県予選」にするべきなんですよ。
プレーヤーズファーストと掲げながら、大会名自体がプレーヤーズファーストになっていない。
全国大会もレベル分け2種類
プレーヤーズファーストって言うけど、予選なんて始めっから諦めムードのチームも多いし、単に多く設定された予選をトレーニングマッチのごとく消化してるだけのような試合も多い。
確かに試合数は増えたけどノックアウト方式じゃないから危機感や緊張感のある試合が圧倒的に少なくなっています。
プレーヤーズファーストで皆がたくさん試合に出れるようになるのは良いけど、「勝負へのこだわり」「チーム内の競争」「大会に懸ける気持ち」とかの意識は下がってる気がします。
まぁリーグ戦だろうがトーナメント戦だろうが、どちらにしても少年団でもたくさんのチームが全国大会をリアルに目指せるマジな戦いが出来る環境は必要。
中央大会常連チームとそうでないチーム。どのようなカテゴリ分けにするのかって現実的には難しい事だろうけど、少年サッカー全体で考えたら「そっちレベル」と「こっちレベル」でカテゴリ分けした戦いも必要だと思います。
そっちとこっちで試合しても力の差があり過ぎてあんまり意味ないでしょ?