「より広い方へ」「より相手のゴールの近くへ」「数的優位をつくる」
チームの状況に合わせてどんな約束にするか考えるべきだけど、一連の流れを想定した3つの約束を決める。
肝心なのは「連動する」「3つ」の約束。
平日練習から週末の練習試合もとにかく3つの約束。
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考えてサッカーをやる為に
2つ、3つ先の事までの考えてサッカーをやっている少年なんてそうそういない。
居たとしてもそれはごく一部。ほとんどの子はそれが出来ていないから、3つ先まで連動する事を考えながら練習する事で考えてサッカーをする事を意識付ける。
例えば…
「より広い方へ」
↓
「ファーストタッチで相手のいないスペースにボールを置く」
「より相手のゴールの近くへ」
↓
「スペースを見つけてなるべく相手のゴールの方向へボールを運ぶ(パスを出す)」
「数的優位をつくる」
↓
「相手のゴール前で数的優位を作ってフリーをつくる」
すべて事前の準備が必要で、先を予測しないと出来ないプレー。

もちろん簡単に出来るようにはならないけど、上手く行くように何度も繰り返して考える癖をつける。
間違いなく成果なんてすぐ出ない。
今はそれが成果として現れなくても、「考える事が出来る子」と「先を考える事が出来ない子」では必ず差が出る時が来る。
約束はチームによって異なる
チームによっては守備の為の約束でも良いし、サイドの裏を狙う為の3つの約束でも良いと思うけど、連動した動きを考える事は必要だよ。
小学生に考えてサッカーやれ〜!なんて言っても何をどう考えてやれば良いのかわからない。
だから、今課題だと思う事に対して考えるキッカケを作って意識させる。
目先の事だけじゃなく将来きっと役に立つ事は今から豆まきしておいた方が良いよね。