SNSで難儀すぎると話題になっている東京オリンピックのボランティア応募フォーム。
資料請求・予約・購入などのフォームを設置している企業は日々思考錯誤して離脱率を減らして、ミッションを完了してもらうべくユーザビリティを研究しています。
必要事項は出来るだけ少なく、わかりやすく手間を省く努力をしているものです。
スポンサーリンク
しかし、このオリンピックの応募フォームはいきなり「応募フォームの入力には約30分かかりますが、入力途中で保存することが可能です。」と記載されている。
ぼくが仕事では考えられない内容なのでなかなかの衝撃です。
実際にちょっと触ってみたけどこりゃヤバイ…。
しかもフォームに入力する為のマニュアルまで存在している。マニュアルが必要なフォームなんて初めて見ました。
誕生日はカレンダーで今日の表示から自分の生まれ年までクリックでさかのぼったり、パスポート発行国を選択する項目では五十音順。
ほぼ日本人の応募が大半と想定されるこのサイトで日本がデフォルトで表示されていない…。
日本を選択する為にずっと下の方までスクロールして行かないと日本を選択出来ない仕様になっています。
入力項目も多いいし、しかもエラーメッセージがどこのエラーかわからない…
これは何かの嫌がらせなのか?
組織委はフォームの改修は今の所予定していないらしいけど、このフォームで「ボランティア」を8万人集めようって大丈夫なのか?
チェックしてるのか?
生年月日の選択でカレンダー表記とか、日本がデフォルトで表示されていない事は大問題。
入力項目も多いし、難しさを解消するにはマニュアルとフォームを一体化して、項目ごと説明を加えながら進める流れにはできなかったのでしょうかね?
紙芝居のようにひと項目ずつ進めるなど改善点をあげたらきりがないフォームです。
ちなみにシステム開発を担ったのはフランスIT企業のアトス社と言うところらしいけど一体いくらでこのフォームを作ってもらったのかな?
完全に舐められてないかな?
組織委の担当はちゃんと検収してるのかな?
???ばかりの応募フォーム。どうやったらこんなフォームでリリースされるのかほんと????です。
興味ある方はこの難しさ体験してみてください。