高学年になると詰まりやすいですね。
身体も大きくなってスピードも上がってくるからスペースが無くなる。
低学年の頃のような余裕は無くなってくるから「詰まりやすくなる」んですね。
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スペースが無い
スペースが無いからすぐに詰まってボールを奪われる。ボールを奪い奪われ、ボールが行ったり来たり…。
なので、低学年の時よりもスペースを作る意識が必要になって来ます。
どんなに上手い子でもさすがにスペースがない中では無理が出てる。
スペースを作る動き
スペースを作るためには相手を縦や横に揺さぶる動きが必要。
戻って受ける・開いて受ける。意図的に相手を引き出すためにあえて無駄な動きを入れてみたり。
6年生にもなるとそんな事をやっていかないと、ただ蹴るだけの大味な試合になりがちです。
2人目・3人目の動き
さらに作ったスペースに2人目・3人目が絡んで行けると数的優位が作れて余裕あるサッカーが出来るようになるはず。
個が活きるためにはそんな地道な動きが大切だなと思うわけです。
強いチームは個の能力はもちろんですが、そういった個を活かす動きが出来ていますね。
今は力でこじ開けられても、いずれ身体能力の差は埋められて頭打ちになるはず。
だからこそ今やるべき事はそんな地道な動きだと思います。
個の能力の限界
ある時までは「よろしくメッシ」で個で何とかなるものですが、ある時から「よろしくメッシは通用しなくなる。」
そんな時に大切なのがそんな些細なスペースの作り方、活かし方なのかなと思います。
もちろん個の能力は大切。でもチームはそれだけでは回らない。
先ずはコートを広く使ってスペースを上手く使えばもっと収まりの良い試合が出来るはず。
と思います。