サッカーは走ってなんぼです。
無駄に走らないスキルも必要ですが、やっぱり走らないとダメなんです。
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相手の1.1倍走ったら
11人制のサッカーで、ひとり1人が1.1倍走ったら…。
キーパーを除く10人が相手より1.1倍走ったら×10人で+1人分。
8人制のサッカーならキーパーを除く7人が相手より1.1倍走ったら+0.7人分。
「スペースに走る」「カバーする為に走る」「スペースを空ける為に走る」「相手にプレッシャーを掛ける為に走る」
その走りの連動の積み重ねがサッカーにとっては大切だと思うのです。
スペースに走る
ボールが出てくるかわからないスペースに何度も走り続けられるか。
10回走ってボールが1度も出て来なくても、11回目にボールが出てくるかもしれない。
その1回の為に走り続けることが出来るかどうか。
カバーする為に走る
味方のディフェンスのカバーの為に走り続ける事が出来るかどうか。
10回カバーに入って一度もそれが報われなくても11回目で報われるかもしれない。
だから、何度もカバーする為に走り続けないといけません。
スペースを空ける為に走る
ボールが出て来ないのが分かったうえで、あえてスペースを空ける為に走る。
空いたスペースを10回使われなくても11回目に使ってもらえるかもしれません。
やらなくても良い仕事かもしれないけど、それをやる事で試合を優位に進める事が出来るかもしれませんね。
相手にプレッシャーを掛ける為に走る
相手のボールを必死に追いかける事でボールを奪われなかったとしても、相手のミスを誘発して効果的なパスを未然に防ぐ事が出来るかもしれません。
10回相手に全力でプレッシャーを掛けて意味がなくても11回目で相手がミスするかもしれない。
サッカーはそんな積み重ねの上に成り立って行くものですね。
その走りの質を高めつつ、走りの量(運動量)を上げる事はすごく重要です。
走ることはキツイのでサボりがちになりなりやすいのですが、そこを徹底出来たらきっと強くなる。
強いチームほどやっぱり走りますからね。