おそらく最後になるだろう三兄弟揃っての富士登山。
今回はおそらく3人揃って登るのは最後になるだろうから、終始ビデオカメラも回していきました。
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限界突破のキッカケになったハイペース
子供たちも体力が付いて来たせいか、いつもより速いペースで八合目くらいまで登り進めました。
そして弾丸登山につきものの高山病が八合目あたりから、次男と三男に襲い始めました。
そして異変が出始めて一気にペースダウン。
山頂も見えるし、一応足は動いているので、無理を承知で、休みをこまめに挟みつつ山頂を目指します。
限界突破まであと少し
無事に今年も登頂する事が出来ました。
山頂で持参したカップヌードルを食べたのですが、山頂に着いた時に三男は完全復活。
次男は山頂で寝込んでしまい、カップヌードルを起こして食べさせるも2口でギブアップ。
今までの経験から山頂でこのような状態になってると、下山は相当苦労します。
予想をはるかに超える症状
下山を開始してすぐに、山頂で食べたカップヌードルを吐き出す。
「頭が痛い」としきりに訴えては立ち止まっては座り込む。
最初は「次男のペースで」と思い次男のペースに合わせてゆっくりと下山していましたが、あまりに長い休憩時間に
「ゆっくりでいいからとにかく降りよう」「下りない限り状況は良くならない」「頑張っ!」を繰り返し、立たせて歩みを始めさせる。
言葉を発する事も出来ない次男は、水を飲んでは吐いてを繰り返すこと10回。
脱水の症状が出始めているので、辛いだろうがとにかく下山を促す。
幸いな事にぼく自身は高山病になった事は無いので、どんな苦しみかはわからないけど、今まで高山病にかかった人を何人も見て来ましたが、今回の次男は本当に辛そうです。
何度も吐き、外人さんから塩分チャージを分けてもらうなどしながら、とにかく下山。
状況が良くなる事はありませんでしたが、下山開始から約4時間の魔の下山道を限界を超えながら生還しました。
これまでも高山病に掛かりながらも、泣きながら2、3回吐くことはあっても、ここまで歩けなくなり脱水の症状が出たのは初めてでした。
今回の次男の姿を見てしまうと、もうぼくから次男を富士山に誘うことはありません。
次男も「もうぜってーに登らない!」と強く誓っています。
そんな感じで我が家の三兄弟そろっての富士山弾丸ツアーは幕を下ろしました。
富士山は楽しい。また来年も登ります。
こちらからは以上です。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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