小学生低学年(3年生)のサッカーに体力は必要なのかなんて、今まであまり考えていなかった。
けど、強豪チームのサッカーを見ていると体力は低学年でも結構重要な事だと気付き始めました。
1試合前後半で30分程度の試合なら、さほど体力の有り無しは関係ない事かも知れないけど、低学年であれば1日に2試合、3試合とあるので、そんな試合日程でも走りきれる体力は必要だと、最近感じるようになりました。
練習試合とかで2、3試合やっても、相手チームが強いチームでない場合は体力の有無がわかりにくいけど、強いチームと立て続けに試合をすると、体力の差が如実に現れてくる。
より高いレベルを目指すなら体力を付けさてあげることは低学年(3年生)でも大切だね。
どうやって体力を付けるのか
小学生の低学年に走り込めと言ってもサッカーが嫌いになってしまうだけで、そのようなやり方は避けるべき。
チーム練習でやるなら休みを入れない1対1や2対2。
チーム全員で同時に行い、相手や味方を変えながら10分間。
10分は短いようで長い。本気でやると結構強度高い練習になります。
よく練習で1対1や2対2を行っている子供以外は外から見ている光景を良く目にしますが、待機している時間の方が長く、すごく効率が悪い。
やってもすぐ終了してしまうため、心拍数が上がり切る前に終わってしまう。
疲れている状態(心拍数が上がっている状態)でどれだけ身体を動かす事ができるか、ボールを正確にコントロールできるかが、重要な事はお分かりかと思います。✳正確には強度高い運動をしても心拍数が上がらない体力が必要。
ゲーム練習は小さいコートで常に走る
ゲーム形式の練習も小さいコートで常に声を掛けて子供たちを走らせる。ゲームも子供たちだけでやらせてしまうと、ボールのない所では皆で立ちっぱなし。低学年はまだボールをもらう動きの意識が足りません。
そこはコーチが入って声を出してボール呼ぶように促し、ボールを貰える動きの教えてあげながら子供たちが常に動くように声を掛けてあげます。
子供たちはのせてあげると、のって来ます。のせてあげるのはコーチの役割だと思います。
このような練習は短時間で真剣に取り組む必要があります。また、体力的にも、集中力的にも長くは続かないので、短時間で行いON.OFFの切り替えをしっかりとやってあげます。
チーム練習で体力トレーニングをしない場合
コーチの方針で、そのような体力トレーニングをしないチームもあると思います。レベルの高いスクールでそのようなトレーニングをしているスクールもあるとは思いますが、週に1回程度でどのような効果があるかはわかりません。
今我が家で試みているのは週末のチーム練習や練習試合前に、子供に負荷をかけた練習をしてから会場に送り込むやり方。
子供と1対1。50メートルドリブル。マーカーを使ったサーキットトレーニングを1時間ほど。
本当なら平日も1、2日練習前に付き合えればいいのですが、今は難しいので、とりあえず週末のみ。
公式戦以外はあくまで練習なので、勝ち負けは関係なく、質の良いトレーニングができるようにと考えています。しばらく続けてみてどう変化するかまた報告したいと思います。