長男のサッカー卒団式。最後に印象に残った思い出をひとりずつ発表する場があったけど、みんな強豪チームに勝った思い出、、。ひとりくらいは負けて悔しい思い出を語る子がいるかな?と聞いていたけどやっぱりいなかった。
負ける悔しさ
負けて悔しいっていう気持ちは次に繋がる大切な気持ち。子ども達からは最後まで感じられなかった。もちろん強豪チームに勝ったのはうれしいのかもしれないけど、そのチームは部員数も多く、勝った試合は地域のカップ戦。チーム名と試合している訳じゃないからね、、。
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本気モードの県大会など大きな大会にかける思いとかは僕が見た限りでは感じなかったし、そこに全てかけて戦って欲しかったな。
「勝ちたい」「負けたくない」「上手くなりたい」って気持ちがあれば、負けた時・失敗した時に悔しい感情が生まれる
悔しさをバネに、、。
悔しさを忘れず、、。
負けた・失敗した=悔しい
と決めつけて観ている所があるかも知れないけど、その試合への思いや過程があってこそ本当の感情が出る。他人がコントロールできる感情ではない。
チーム全員が「上手くなりたい」「負けたくない」と思っている訳じゃなかったし、気持ちの大きさも様々。中学に進学してサッカーをやらない子も結構多い。
サッカーの取り組み方なんてそれぞれ自由で良いけど、チーム内でサッカーに対する目的や目標が違うと、色んな所でストレスが出てしまうんじゃないかな? 技術レベルや目標・目的の方向性が明確にあり自分に合ったチームでサッカーやる事も大切だと思う。
負けず嫌いも度が過ぎると危険
根っからの負けず嫌いで物事すべて他人と比較するような人は嫉妬心・独占欲・復讐心が強く、スポーツでの負けず嫌いとか悔しさとは訳が違う。
他人と比較するのが好きでいつも基準は他人ある。自分がそれより上なら安心して、自分が下なら嫉妬。他人の事を「失敗しろ」って心の中でずっと願っている。でも基準が自分に向かないから自分は一生変われない事に気づいてない。
結局はサッカーが好きで「上手くなりたい」「試合に勝ちたい」っていう思いが自分に向いていないと純粋な悔しいという感情が生まれない。もっと悔しがれとかもっと喜べって言うものではなかった。
行きつくところはやっぱりサッカーは楽しむ事、楽しませる事。これに尽きる。
頭では解っているけど難しい…