自分より上手い子がいなくなった途端に「キャプテンやる」「コーナーキック・フリーキックをすべて蹴る」「指示を出す」など自ら率先してやる子が出てくる。その子が居なくなったらまた他の子。飛び級で新たに見えてくる事が沢山あってなかなか面白い。
チームというものは自然にリーダーが出来て、働き者の子がいて、さぼる子がいてその役割が居なくなるとまた違う子がその役割を担う。チームというのはそういうものなのかな~と最近思う。
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突然のリーダーシップ
上手な子が何人か上の学年の試合に借り出されていなかった時のカップ戦。自らキャプテンを申し出て試合中もいつもは見られなかった「指示出し」して「コーナーキック・フリーキックをすべて自ら蹴る」といったリーダーシップを発揮した子が出てきた。
飛び級で上の学年に行った子達はチームの中心選手でフリーキックやコーナーキックはいつもその子たち。
今回リーダーシップを発揮したその子は、いつも飛び級した子たちからパスをもらう側で黙々とボールを追いかけるイメージだったのに、その試合ではパスを出す側に変貌してチームの中心になって頑張っていた。
中心選手が居なくなって見える事
長男の時のチームはトレセン組が居ない方が良いゲームをしていた。トレセン組に頼らないというか、自然とチーム力がアップするというか…。
4年生はまだまだ中心選手に頼りすぎだけど、県大会で強いチームに勝負するためには、これからはもっと下の子のレベルアップが必要になってくるから、こうした今までにない取り組み大切だと思う。
ただ飛び級で借り出された子たちは、借り出されたその試合でチームの中心となって活躍してしまう始末。
全11得点中9点が飛び級組だったとか…。
ただの助っ人では飛び級した子たちにとってはあまり意味がない。
本来、飛び級は「より高いレベルで技術力や体力をアップ」。同学年の子たちは「上手い達に子に頼らず色んな事を沢山経験してレベルアップ」が理想だと思う。
この2点が上手く行かないと飛び級もあまり意味のないものになってしまうので、しっかりと目的をもって飛び級させてあげて欲しいと思う。
小学生に必要なのは勝利の喜びより、ゴールした満足感より未知なる経験だと思う。
大人になっても未知なる経験楽しいしな!