今年も富士山一周のUTFM(ウルトラトレイルマウントフジ)が間もなく開催されます。
2018年4月27日(金)~ 29日(日)3日間
距 離 | 約170km |
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累積標高差 | 約8,000m |
制限時間 | 46時間 |
募 集 | 1,400人 |
スタート | 静岡県富士市 富士山こどもの国 |
フィニッシュ | 山梨県富士河口湖町 大池公園 |
UTMFは毎年行われている富士山をグルッと一周する100マイル(160km)のレース。
だったのですが、環境とかの問題で今年から1周ではなくなってしまいましたね。累積標高は8100m。
ぼくはもう出ませんが、これまでに同時開催される半周版のSTY(シズオカtoヤマナシ)を2回。UTMFに1回出場しています。
その他にも色んなレースを走って来ました。日本山岳耐久レース71.5kmを5回。ハセツネ30k3回。おんたけウルトラトレイル100km3回。富士山登山競走4回。チャレンジ富士五湖112km1回。
そんな中、日本山岳耐久レースに次いで思い出深いレースです。
トレイルランニングにはまった理由
トレイルランニングにハマった理由は他人の評価や戦う相手が一切いない点です。
どんな成績でも、途中でやめようが他人には一切関係ありませんし、迷惑も掛からない。
頑張るか頑張らないかは自分次第。
成績はそれまで積み上げてきた物がモロにでます。やらなかったら辛いし、やったぶんだけレース当日は楽しいモノなんです。
これまでサッカーしかやって来なかったぼくには、それが新鮮でハマるのに時間は必要いりませんでした。
レース途中に巡り合う景色も格別です。夜が明けて巡り合う富士山。
写真ではわからない何とも神秘的な風景でした。あの富士山の反対側から良くここまで来たね~って自分に問いかけてみたり…。
真夜中の山中をひた走り、ランナー同士励まし合いながらゴールする。
ゴール後、他人が涙ながらにゴールする姿を見て涙する。その辛さを知っているから、こちらも涙が出るほど感動です。
この現象は100km以上じゃないと起きません。そのためにはやっぱり自分の妄想限界値を突破する必要がありますね。
30kmとかで言ってる限界とはまた一味違います。
とんでもなく孤独だけど分かり合えちゃうみたいな…。それがぼくの性には合っているみたいです。
孤独は好きだけど、本当の一人はちょっと無理みんたいな…。
ぼくにとって特別な富士山
毎年富士山に登っているのには訳がある。単に富士山か好きなだけなんだけど…。
そこにはサッカーと同じように富士山好きに理由はありません。
シーズンオフの富士山山麓に一人旅。だ~れもいません。2.3時間走っても誰とも会わない自分だけの世界。
登山シーズンの賑やかな富士山。陽気なアメリカンナイスガイ。
レースの富士山。
どれも違う富士山だけど偉大な富士山が大好きです。
そんな富士山をグルッと一周めぐる(今年は1周じゃないけど)過酷なレールUTMF。今年ももうすぐ始まります。
出走される皆さんのご健闘を祈っていますよ。くれぐれもケガのないように!
気を抜くとコケますからね。未だにこの傷跡残っとるわ…。