高学年には「トレセン」というものが存在していて、各チームから優秀な人材を集めて、個の技術を育成する狙いで開催されています。
ひと言でいうなら選抜育成会と言ったところでしょうか?
トレセンに「受かりたい!」「受からせたい!」という情熱的な人達にとっては大きな存在のトレセン。
そんなトレセンに選ばれる子と選ばらない子の違いを掘り下げてみます。
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トレセンに選ばれる子の特徴
トレセンに選ばれる子の特長はひと言でいうとサッカーが上手い子。
ただこの「サッカーが上手い」という定義が非常に曖昧で、評価者によって異なるから厄介なんですよ。
身体が大きくてボールが蹴れる子を上手いと評価するのか?
身体が小さくても、ドリブルが上手い子を評価するのか?
良く考えながらサッカーをする子を上手いと評価するのか?
評価する側のそれまでのサッカー経験や思考によって評価は変わるという事は前提に置いておいた方が良いでしょうね。
それを踏まえた上で、ぼくが感じるトレセンに受かる子を整理してみます。
ちなみにこれから挙げる評価基準はぼくの評価基準ではなく、あくまでトレセンに受かる子を分析した結果ですのであしからず。
結果を出せる子
まず始めに感じるのは「結果が出せる子」。
要はゴールをたくさん決める事が出来る子。
同じ地域のチームを見回してみると普段からゴールを量産するような子はだいたいトレセンに名前を連ねていますね。
評価者が普段の試合を観ているのかは知りませんが、いつもゴールを決めている得点源になるような子はだいたいトレセンにいます。
ゴールを量産出来るような子がチームに1人でもいたら、助かりますよね?
トレセンでもそこは一緒なんでしょう。ゴールを量産してくれたらそりゃぁ助かります。
でかい・強い・蹴れる
特にディフェンス枠で選ばれている子は、大きい子が多い。大きくて足が速くて、当たりに強ければディフェンダーとしては安定感がありますからね。
他の地域の選抜とガチンコ試合をする上で結果にこだわるならそういった選手を集めるのは得策ですからね。
地域に数人そんな子は居ますよね?
ディフェンスに3枚そんな子を並べたら、それなりにレベルが上がってもなんとかやって行けますからね。
そういった子は選ばれやすい傾向にあると思われます。
評価を受けにくい傾向
地域差や評価者によって違いはあると思いますが、逆に評価を受けにくいタイプもいくつか感じています。
要はストロングポイントが目立たない子。
良く回りを見て、危険なスペースを感じられる子とか、
頭を使ってパスを供給するようなプレーはあまり評価されない傾向にあると思います。
おそらくこう言ったプレーは目立たないので評価されにくいのでしょう。
あと単に足が速いだけでは駄目ですね。しっかりとその速さを活かして、サッカーが出来るかようならないと…。
足が速い子にはサッカーをさせろです。
なので、まずトレセンに選ばれたいのなら、ゴールを量産出来るプレーヤーになる事。
「あの子いつも得点取ってるね」「またあの子かぁ」と他人に言われるくらいに。
身体が大きいのなら、相手との1対1は100%勝てるくらいに速さと強さを兼ね備えておけば大丈夫でしょう。
トレセンに選ばれなかった時
トレセンに選ばれなかったくらいで気にするなです。
自分の特長を活かして好きなプレーができるようになれば、必ず誰かに評価される時がやって来ますからね。
中学や高校に行けば、簡単はゴール決められなくなるし、体格差も無くなってくるので、その時までに何をしておくべきか。
それらを考えてしっかりと下積みを積んでおけば大丈夫。技術は裏切りませんから。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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